# 動画リワード広告

アプリ内で使用可能なアイテムやポイントを付与する代わりに、全画面で動画広告を観てもらうフォーマットです。

# 広告オブジェクトの準備

動画リワード広告を表示するには、FiveAdVideoRewardオブジェクトを作る必要があります。

以下のようなコードでFiveAdVideoRewardオブジェクトを生成します。 your-slot-idは登録したスロットIDで置きかえてください。

adReward = new FiveAdVideoReward("your-slot-id");

# 広告のロード

広告を表示するにはロードを行う必要があります。 FiveSDKは広告のロード成功・失敗をFiveAdLoadListenerを通して通知します。 そのため、広告オブジェクトには必ずFiveAdLoadListenerインターフェースを実装したオブジェクトをSetLoadListenerで登録してください。

FiveAdLoadListenerの登録と広告のロードは以下のようにして行います。

adReward.SetLoadListener(this);
adReward.LoadAdAsync();

上記のコードでは、thisFiveAdLoadListenerインターフェースを実装しているものとしています。

# 広告の表示

広告がロードされると、登録したFiveAdLoadListenerインターフェースのOnFiveAdLoadメソッドが呼ばれます。 この段階でFiveAdVideoRewardオブジェクトのShowメソッドを呼ぶと全画面で広告の再生が開始されます。

public void OnFiveAdLoad(FiveAdInterface f) {
  adReward.Show();
}

# リワードの付与

広告関連イベントの通知を受け取るには、FiveAdViewEventListenerインターフェースを実装したオブジェクトを登録する必要があります。 FiveAdViewEventListenerの登録はSetViewEventListenerメソッドにより行うことができます。

adReward.SetViewEventListener(this);

上記のコードでは、thisFiveAdViewEventListenerインターフェースを実装しているものとしています。

FiveSDKでは広告枠が閉じるタイミングでリワードを付与することを推奨しています。 広告枠が閉じるタイミングはOnFiveAdCloseメソッドにより通知されます。

動画リワード広告の場合、OnFiveAdCloseは動画再生中にエラーが発生した場合にも呼び出されます。 エラーが発生した場合にはリワードを付与したくない場合は、stateを検査するようにしてください。

public void OnFiveAdClose(FiveAdInterface f) {
  if (adReward.GetState() != FiveAdState.ERROR) {
    // リワード付与
  }
}